これからの医療は相談する時代!医療相談アプリの決定版を紹介

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で医療情報に敏感な人が多くなっているのではないでしょうか。また、近年では医療に関する様々な情報をインターネットや雑誌・テレビ番組で得ることができます。しかし、みなさんが正しい医療知識を持っているとは限りません。医療知識は正しい知識を得て、正しく病気を恐れる必要があります。今回はそんな医療知識を正しく得るための方法を中心に紹介していきます。

●医療に対する意識の変化
医療と聞くとどのような印象がありますか?自分の健康に関係することなので真剣になる人も多いですよね。若い世代の方では健康を意識することも少ないためそこまで興味がないのかもしれません。さて、そんな医療も昔と今では考え方が変わってきました。どのように考え方が変わったのでしょうか。

▲昔の医療の考え方
昔の医療の考え方は医師主体でした。医師のいうことが絶対で、医師の意見に従う他ありませんでした。患者さんは病状を伝えるだけでその他のことは意見できませんでした。また、「なぜこんなになるまで放っておいた?」と高圧的な意見をされた経験のある方もいるのではないでしょうか。昔の医療とは患者さん主体ではなく、医師主体で進んでいました。
他にも、医師主体で医療を進めていた背景の一つに患者さんへの病名告知があります。昔は患者さんの意思が尊重されていなかったせいで病名告知をしない病院が多かったです。がん治療をしている場合でも、胃潰瘍だとか腸閉塞など別名を告げて患者さんは病名を知らないまま最期を迎えていたこともあります。
さらに、医療は医師を頂点にしたピラミッド形式で看護師や放射線技師・薬剤師などは医師の指示に従う他ありませんでした。医療に関する疑問も共有できない閉鎖的な環境で医療が進められていた傾向があります。

▲現代の医療
現代の医療の中心は患者です。患者がどのような治療をしたいか、どのような経過を辿りたいか、亡くなり方はどのようになりたいか自己決定権を与えられるようになりました。患者さんも医師へ治療に関する要望を伝えやすくなり、医療は「お互いが納得して進めるもの」という考え方へ変わってきています。さらに、医療現場の雰囲気も変わってきています。医師を頂点にしたピラミッド形態から、医師を中心とした円形の関係性へと変わってきています。

▲なぜ医療の考え方が変わったのか
なぜ医療に対する考え方が変わったのでしょう。その背景には医療の選択肢が増えていることが関係しています。昔は医療の選択肢が少なかったです。使える抗がん剤やできる術式など制限がありました。しかし、今では先進医療と呼ばれる医療や海外で効果があるとされる術式など多くの医療が日本国内で受けられるようになりました。
また、国内で尊厳死に近い「ターミナルケア」を受けられるようになったのも大きいかと思います。厳密にいえば尊厳死とは人として尊厳を持って死を迎えることを言います。安楽死も尊厳死の一つです。しかし、日本国内では尊厳死や安楽死は認められていません。そこでターミナルケアという苦痛から解放する医療が誕生しました。ターミナルケアは基本的に末期がんの患者さんへ適用されます。がん性疼痛から解放されるよう、痛み止めをコントロールして無痛で最期を迎えられるようにするのです。
尊厳死や安楽死の必要性は関連団体から叫ばれていますが、患者さんが希望しても人工呼吸を外す・救命措置をしないなどの行為をすると殺人罪などで起訴されてしまうのが日本の現状です。だからターミナルケアと呼ばれる制度が普及され、患者さんの意識も変わってきました。

▲医療に対する知識の増加
医療は医師・看護師・薬剤師・歯科医師など医療関係の学校を卒業して国家試験に合格したものしか知らないような閉鎖的なものでした。それが雑誌や新聞のコーナーでわかりやすく解説されていたと思いきや、テレビやラジオでも健康相談や芸能人の健康診断をする番組・こんな症状があればこんな病気が隠れているかもしれませんと視聴者の不安を煽るような番組も出ています。その結果として視聴者の人の医療に対する知識が上がってきました。そんなテレビ番組やらメディアの医療番組は増えていますが、正しい知識がついているとはいえません。医療に対する中途半端な意識や知識がつくことで「〇〇の番組でやっていた病気かもしれない」「〇〇っていう病気かもしれない」など憶測で心配するようになってしまうのです。

●医療相談できる日本へ
医療は閉鎖的なものから誰でも調べることができるジャンルへとなっています。しかし、情報過多とも言える現代で正しい知識を持っている人は少ないです。そこで国民や県民が求めているのは医療相談ができる環境の整備です。当方人のある茨城県でもそのような取り組みがされています。

▲茨城県における医療相談
茨城県保健福祉部医療局医療政策課の管理する「茨城県救急医療情報システム」というサイトがあります。このサイトでは茨城県民を対象に充実した医療機関の情報を検索できるシステム作りをしています。さらに、医療関係者同士で情報共有できるようなシステム作りもしており医療連携の強化を推進しています。
病院検索機能では、受診日時・地域・受診科目などから病院を絞り込むことができます。小児輪番検索では、小児を対象に受診できる病院を検索できます。小児輪番検索で検索した病院を受診する際は事前に電話にて相談してから受診するようにしましょう。他にも茨城県では「茨城子ども救急電話相談(#8000)」でも子どもの病気や心配事を相談できるようになっています。どちらでも良いので緊急事態でない場合は相談してみましょう。成人向けには休日夜間当番医検索があります。成人の場合は「おとな救急電話相談(#7119)」もあります。

▲非対面の現代にむけた医療サービス
医療業界には民間企業も参戦して、より良い医療大国を目指そうとしています。限りある資源を活用して、必要な人のところへ必要な医療が届くようにしているのです。その中で各企業が医師とタッグを組んで取り組んでいるのが医療相談アプリです。医療に関しては中途半端な知識しかなく、正しい情報を知りたいと感じている人は少なくありません。そこで医療相談アプリの登場です。主にチャット式で医師と相談できるものや掲示板のように医師へ相談して、自分と似たような悩みを閲覧することも可能です。

▲茨城県民はLEBER一択
茨城県民の方は医療相談アプリの中でもLEBERを使用しましょう。医療相談アプリの多くは有料会員登録が必要です。LEBERももれなく有料でなければ全てのサービスを利用できませんが、茨城県は県民のためにLEBERを解放すると発表したのです。これにより茨城県民であれば登録するだけで無料でLEBERを使用できるようになりました。
24時間365日アプリの中で医師へ相談でき、病院へ受診した方が良いか判断が微妙なケースでも相談できます。そして緊急性が高い場合は適切な診療科をアドバイスするだけでなく、医療機関の場所も現在ちから探してくれるのです。新型コロナウイルス感染症だけが目立っていますが、病気はそれだけではありません。今現在、身体に心筋梗塞や脳梗塞・がんなどの初期症状が出ているかもしれないのです。自分が普段感じないような症状ももしかしたら大きな病気が隠れているかもしれません。

●不安になればなるだけ病気のリスクも高くなる
「〇〇があったから病気かも」と心配をする人がいます。体のことを心配するのは決して悪いことではありません。しかし、心配し続けていると身体が休まらず病気のリスクをあげてしまうことがあります。何か心配事がある人は医療機関へ相談するようにしましょう。ですが、仕事や家事などで予定がつかないという人もいます。そのような人はLEBERをはじめとする医療相談アプリを活用して医師へ相談し、緊急性の有無についても聞いてみると良いのではないでしょうか。
不安な期間が長ければ長いほど身体にとって毒になってしまいます。今、自分が受けている医療が正しいのか・家族の受けている医療は正しいのかなどでも結構です。医療相談アプリへ相談する新しい医療の体制へと変わってきているのかもしれませんね。

近年は、入院しながら治療することが難しくなってきています。
そこで私たちは、住み慣れたお住いに、24時間365日いつでも、どこでも、誰にでも医療をお届けするサービスを提供しております。もちろん緊急事態にも24時間体制で医師と看護師が対応いたします。好きな地元でゆっくり落ち着いて、お一人お一人その人らしく療養できるよう、患者様やご家族様に寄り添った医療を提供いたします。地域を愛し地域に根付き地域に愛される強い信念でお手伝いさせていただきますので、最期までお付き合いさせてください。

メドアグリケアからのメッセージ