高校生のボランティア活動は何がいい?医療系でもボランティア参加できるかも
高校生という時代は誰しも通ってきた道であり、これからの子供達の多くが通る道でしょう。青春を謳歌しながら、自分の将来について考えるタイミングでもあります。そんな中、高校生といえばボランティア活動へ積極的に参加できるのが強みなのではないでしょうか。
多くの団体や病院などではボランティアに参加できる年齢制限を高校生以上と設けていることが多いからです。
そこで今回は高校生におけるボランティア活動の意義や、医療におけるボランティア活動の詳細について紹介していこうと思います。
●高校生におけるボランティア活動
高校生になると自分の時間が自由に持てるようになります。アルバイトや勉強・部活に勤しむ学生さんも多いです。しかし、そんな中ボランティアという選択肢も忘れてはいけません。大手学習サイトのスタディサプリの調べでは、高校生のうちに地域清掃やイベントなどボランティア活動を行っている人の多くは、ゴミ拾いや地域のイベントの手伝いをしているようです。実際にボランティアを行っている学生の声には次のような意見がありました。
「中学生のころから、地域の清掃活動をしていますが、人のためになることをするのは、とても気持ちいい。感謝されてもされなくても、自分が行ったことが社会に貢献していると感じると、良いことをしたと思える」「ボランティア経験がなく、やる前は面倒くさいと思っていたけれど、先生に勧められてゴミ拾いのボランティアを経験してみたら、活動の重要性をしみじみ感じさせられた」他にも、「友達に誘われて、高校のオープンキャンパスの手伝いをしました。初めてのことがたくさんで、緊張してしまうときもありましたが、人とのかかわり方など、さまざまなことを学び、有意義な経験になった」や「所属しているサッカーチームのメンバーみんなで、小学生のサッカー合宿に参加。友達もいたので、自分も楽しめたし、合宿のお手伝いを通して小学生とのかかわり方やサポートの仕方も学べて、とても良かった」などの声も上がっている。
「保育士になる夢のために保育園ボランティアをしたが、自分が感じているよりも先生たちが苦労していることがわかった。いつでも子どもの目線に合わせたり、注意したり、ケガをしないように見守らなければいけないところに大変さを感じた」という意見もあり、実際に職業として検討している業界へボランティアとして参加する人も一定数いることがわかります。
▲高校生おすすめのボランティア
高校生へおすすめのボランティア活動とはなんなのでしょうか。株式会社activo代表取締役社長の小澤佳祐さんは「基本的に興味を持った分野の活動であれば、なんでも参加してみることをおすすめします」と話しています。ボランティア活動は様々な方法で参加できます。参加へのハードルもまちまちなのでとりあえず行動する他ないと言えるでしょう。
●高校生が参加できるボランティア
高校生は様々な形で地域・社会と繋がれます。実際に高校生が参加できるボランティア活動についてまとめていこうと思います。
▲単発でできるボランティア活動
単発でできるボランティア活動は最も参加しやすいです。ボランティアが始めての人でも参加しやすいため、お試しボランティアという位置づけで参加してみてはいかがでしょうか。ボランティア団体を知れて、そこで活動している人に出会えて、運がよければ同年代の友達ができるかもしれません。
▲こどもと関わるボランティア
将来、小学校や中学校の先生になりたいと考えている人はこどもと関わるボランティアを検討しましょう。ボランティアで参加するとなると、一緒に運動したり、学校の勉強を教えたりと比較的ハードルの低いところから挑戦すると良いでしょう。
▲清掃・イベントのボランティア
清掃やイベントのボランティアは比較的募集数が多いです。新型コロナウイルス感染症の影響で、機会は減っていますが規制緩和となりつつある今、清掃やイベント関係のボランティア募集がスタートするのではないでしょうか。
●自分にあったボランティアを探そう
自分にあったボランティアを探すためには、目的を明確にしておく必要があります。将来の職業体験的な立ち位置として挑戦するのか、人脈作りとして使っていくのか、経験として参加するのかなどです。実際にボランティアがきっかけとなり、就職までたどり着いたケースもあり、自分の目的に合う活動が重要となるでしょう。
▲応募するときのポイント
ボランティアへ初めて応募するときに気をつけるべきポイントを紹介していきます。まずは団体の法人格が何かです。法人格とはそれぞれの団体で保有している団体の名称のことです。多くのボランティア団体はNPO法人でしょう。NPO法人とは、非営利活動法人として株式会社や合同会社などと比較して設立しやすい傾向となります。他にも公益財団法人や公益社団法人などは団体を維持するために厳格な審査や監査を受けているため、団体として信頼がおけるのではないでしょうか。
次に確認すべきポイントはホームページです。現在はホームページではなく、ツイッターやインスタグラムなど各種SNSもあるため団体が運営している情報発信ツールがあるのか確認しましょう。定期的な更新が行われていれば、団体としてしっかり活動しているといえます。他にも連絡先が明記されているのか、自分の友達がこの団体へ参加しようと思うと話を受けたときに、怪しいと感じないかなど多くの視点を持って団体を吟味しましょう。
●高校生における医療系ボランティア
高校生がボランティアをするにあたり、医療系はハードルが高い傾向があるのではないでしょうか。その理由の一つに医療系は資格が必要なだけでなく、患者それぞれの都合があり扱いが難しいからです。しかし、ボランティアで大切なことはできることをできる範囲で行うことです。
前述の株式会社activoが運営するボランティア検索サイト「activo」では、様々なボランティア活動を検索できます。その中で、医療系と検索すると
・小児を含む難病と障害者の病名に限らない患者会へのボランティア
・献血活動に関するボランティア
・認知症学生団体立ち上げ
・がんに負けない組織・人を増やすための非営利法人
・貧困地域に医療を届ける公衆衛生プロジェクト
・乳がん啓発チャリティーランイベント
などが掲載されています。将来、看護師や理学療法士・作業療法士など医療系の資格を目指している人はこうしたボランティアに参加すれば、現場で働いている有資格者とも話ができる可能性が広がります。
様々な人と出会うことで自分の見識が広がるだけでなく、有資格者のありのままの意見ももらえます。
医療系のボランティアは決してハードルが高いわけではありません。自分の参加できる範囲で参加して協力することで、全員の目標達成ができるのです。
●医療系ボランティアの範囲は広い
新型コロナウイルスの流行に伴い、病院などへボランティアが訪問する機会は減ってしまいました。しかし、以前であればボランティアスタッフが入院中の子供たちへコンサートをしたり、勉強を教えたりしていました。他にも貧困な国へ、医療支援をするボランティアもあります。発展途上国へいき、医療スタッフ・その補助として医療発展へ貢献するのです。そうした活動を経験して、国境なき医師団へ入る人もいます。医療系のボランティアは参加できる範囲が広く、行ける場所も多いのです。
近年は、入院しながら治療することが難しくなってきています。
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