Interview05
体のケアから
利用者さんの生活
全てを支えたい
Rehab理学療法士髙橋 壮太
Seeking the better
ways of rehabilitation.
少しでも長く、いまを維持してもらうために

急性期病院で5年間の経験を積み、こちらへ入職しました。前職では「疾患を治すこと」を念頭に置き、身体機能やADL(日常生活活動)の向上をねらいとしたリハビリを中心に行っていました。こちらでは維持期・終末期を迎えた利用者さんの「生活の質を下げないこと」を一番に考えています。身体機能だけでなく、認知機能を下げないための課題提供や、利用者さん同士が交流できるイベントも企画。認知面を落とさずに生活を維持することを念頭において取り組んでいます。

一人ひとりに寄り添ったメニューを考え続ける

リハビリは並行棒やプラットホーム、階段、スロープ、機械などを使って行います。こちらの利用者さんはそれぞれ身体機能面や認知面のレベルに差があるため、一律のケアというわけにはいきません。一人ひとりの体力や抱えている病気・疾患、性格まで考慮したうえでのメニューづくりが日々の課題ですね。月に一度はリハビリテーション部の全体ミーティングを実施し、利用者さんに関する情報共有やケア内容を相談し合っています。

希望を叶えるたび、やりがいを噛み締める

夏祭りや敬老会をはじめとした施設内行事を毎月開催しています。アンケートを行い、利用者さんのご希望をできる限り実行することで、リハビリへのモチベーションや満足度を上げてもらいたいと考えています。行事を通して利用者さんの笑顔が見られたときや、「いつもありがとう」と喜んでもらえたときにこの仕事のやりがいを感じますね。まるで孫を心配するかのように「ちゃんとご飯食べているの?」と、利用者さんから親しみのこもった声をかけていただけるのも嬉しいです。

The ideal life that
your family imagines.
思い描く「暮らし」のイメージからケアを提案

利用者さんのご家族との会議も大切な仕事です。リハビリ目的を共有したうえでのデイケアご利用や、「アグリケアガーデンに入居後、どんな暮らしをさせてあげたいか」という要望を伺い、ニーズに合わせたサポートを提供していきます。リハビリを続けるなかで利用者さんの状態の変化を見て、車椅子を含めた福祉用具の導入を提案することもありますね。リハビリチームと相談員が一体となり、ご家族の要望により近い生活を送っていただけるよう努めています。

髙橋さんへのQ&A

Q1
リハビリテーション部の雰囲気は?
チームワークがすごく良いです。年齢の若いスタッフが多く、相談や提案が気兼ねなくできる雰囲気です。
Q2
良いと思う職場の制度は?
男性も育休が取得しやすいところです。有休消化率も高く、働きやすさを実感しています。
Q3
かすみがうらのいいところは?
自然豊かな環境が一番の魅力です。私は他県から引っ越してきましたが、古民家が多い街並みも気に入っています。

1日のスケジュール

8:30 朝礼
8:45 リハビリ室内全体清掃
9:00 利用者さんの個別機能訓練実施
12:00 昼食介助・口腔ケア・嚥下評価
14:30 集団体操・レクリエーション
16:00 入院患者のリハビリテーション
17:00 清掃・カンファレンス・記録
18:00 退勤
Entry
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